本校の卒業証書授与式は、袴姿で行われます。
この袴は卒業生が制作し、何十年もの間大切に保管され、受け継がれてきたものです。
伝統のある、日本一の卒業式です。
平成28年3月1日に行われた、第68回卒業証書授与式の様子です。
卒業生入場
赤絨毯の上を、紫色の袴に身を包んだ卒業生が緊張した面持ちで入場してきます。
凛とした姿や立ち居振る舞いに在校生や保護者も圧倒されます。
卒業証書授与
校長先生より、音楽科・普通科・くらしデザイン科、各科の代表に卒業証書が授与されます。
小笠原流礼法の所作に会場の空気は一層張り詰め、息をすることも緊張するほどです。
代表3名は、そんな緊張感の中、堂々とした立ち居振る舞いで証書を受け取りました。
校長式辞
校長先生より卒業生へお祝いの言葉が贈られました。
来賓祝辞
下関市長様、育友会長様をはじめ、多くの来賓の方々よりお祝いの言葉をいただき、卒業生はより一層気の引き締まる思いだったのではないでしょうか。
また、多くの祝詞や祝賀を卒業中学校等からいただきました。
送辞
在校生代表(2年生 生徒会長)より卒業生へ感謝の言葉が述べられました。
楽しい時、辛い時、大変な時・・・様々な場面で支えてくれたのは3年生の先輩だったことでしょう。
想いのこもった在校生からの言葉に、3年生の目にも涙があふれていました。
答辞
卒業生代表(前生徒会長)による答辞。
入学時から3年間の思い出を振り返り、多くの出来事や友人への想いなど最後までしっかりとした口調で述べました。
様々な場面で活躍してきた前生徒会長。高校生活最後の大役も立派に果たしました。
校歌斉唱
高校生活最後の校歌。
終礼などで何度も歌った校歌ですが、
最後は歌詞の一文字ずつに思いを込めて歌ったことでしょう。
卒業生退場
式も終わり、卒業生が退場していきます。
生徒会役員より1人1人にカーネーションが渡されます。
式場を後にする3年生の目には涙が浮かび、3年間の想いがあふれていました。