3月1日、第69回卒業証書授与式が行われました。
本校の伝統である紫色の袴に身を包み、75名が卒業していきました。
卒業生入場
参列者の拍手に迎えられ、袴姿の卒業生が一人ずつ入場してきます。赤絨毯の上を緊張した面持ちで歩いてきます。
いつもの制服姿とは違う卒業生の姿に保護者も在校生も見入ってしまいます。
卒業証書授与の様子
普通科・くらしデザイン科・音楽科、各科の代表へ卒業証書が授与されます。
小笠原流の礼法にのっとった所作に参列者全員が注目し、会場にピンとした空気が流れます。
栄誉ある各科の代表に選ばれたのは、3年間の学業や生活態度等もっとも秀でていたと認められた生徒です。
在校生の中には、先輩のように代表として卒業証書をもらうために頑張ろうと誓った者もいるはずです。
校長式辞
校長先生より、卒業生へ最後の言葉が贈られました。
式辞の中で、本校創立者河野タカ先生の言葉が贈られました。
「賢き人は愚かな人の振りはできるが、愚かな人は決して賢き人の振りはできない」
来賓祝辞
下関市長様(代理)、育友会長様をはじめ、多くの方より旅立つ卒業生へはなむけの言葉をいただきました。
優しくも厳しい言葉に卒業生も身の引き締まる想いであったと思います。
在校生代表送辞
2年生生徒会長より卒業生へ感謝の言葉が述べられました。
お世話になった先輩への想いを、在校生の代表として堂々とあいさつしました。
卒業生代表答辞
前生徒会長による答辞。
3年間の想いを卒業生を代表して述べました。
最後の大役を見事に果たしました。
卒業生退場
ついに卒業式も終わり、卒業生が退場します。
式場を出る前に生徒会役員よりカーネーションをもらいます。
「ありがとう」と生徒会役員に声をかけてくれる卒業生の目には涙が浮かんでいました。
伝統の袴
伝統ある袴に身を包み、卒業していきます。